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与論島 旅行記
1998年9月

日本
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基礎情報

 鹿児島県の最も南に位置する与論島は、沖縄本島から北へ約30キロにある珊瑚礁に囲まれた小さな島で、形がチョウチョウウオに似ている。かつて与論島は琉球王朝の支配下にあったので、風俗・文化的にも琉球(沖縄)の流れをくんでいる。ツアーのパンフレットなどには「ヨロン」とカタカナで表記されることも多いので、外国だと思い違いをしている人もいるようだ。

≪出発≫

§ 日本エアシステム

 JASの午前便にて羽田を発ち、先ずは鹿児島空港へ。フライト時間は約2時間、ここで「与論島行き」の便に乗り換える。乗り換え待ち時間は約1時間、トイレに行って売店などを覗いている間にすぐ搭乗時間になった。

§ 日本エアコミューター

 薩南諸島の島々を結ぶのはJASの子会社、日本エアコミューター。搭乗して約2時間、与論空港には夕方頃に到着。空港にはパナウル王国なる謎の看板が。(エッ、ここは日本じゃないの?) 空港の外に待機していた送迎バスに乗り、ホテルまでは約3分、空港のすぐ隣だった。

≪宿泊≫

§ プリシアリゾート・ヨロン

 与論島で人気No.1のプリシアリゾートは、ギリシャをイメージして造られたという、コテージタイプの白亜のリゾート。レストラン、居酒屋、バー、カラオケ・ルーム、チャペル、プール、プライベート・ビーチ、テニスコート、ギフトショップ、コンビニなどを完備。ビーチではさまざまなマリン・スポーツが体験できる。スノーケリングは水のきれいな午前中がよい。
 ルームタイプは、スタンダード、ファミリー、VIPの3種類。オレ達の部屋は2階建てのスタンダード・コテージ(ツイン)で、エアコン、ソファ、冷蔵庫、電話、テレビ、ドライヤー有り、バスルームはユニット式。重たいダイビング・ギアを抱えて、狭い螺旋階段を上がるのはちょっと辛かった。
プリシアリゾート・ヨロン プリシアリゾート・ヨロン
プリシアリゾート・ヨロン ビーチ
プリシアリゾート・ヨロン プリシアリゾート・ヨロン
ビーチ ビーチ・バー
プリシアリゾート・ヨロン について詳しくはココを参照

≪食事≫

§ ヴィーナス

 プリシアリゾート本館にある洋風レストランで、朝食は毎朝ここで食べた。ビュッフェ・スタイルで、和食と洋食の両方が用意されている。おかずの種類は豊富で味も良い。味噌汁の味に特徴があった。

§ ビキ

 リゾートにある居酒屋風レストランのビキ、島でとれた魚や野菜を使った料理を出してくれる。夕飯はいつもこの店で食べた。ビールのつまみには、海草サラダ、モズク、島魚の塩焼き、島ダコの刺身などを頼んだ。値段もそんなに高くない。メニューには定食などもあった。
プリシアリゾート・ヨロン  朝食のビュッフェは和食洋食取り揃い、おかずも豊富にある。夜はロマンチックな雰囲気に変貌する。
ヴィーナス no text
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≪ダイビング≫

§ プリシアリゾート・ダイビング

美しい与論の海を案内してくれたのは、リゾートに併設されているプリシアリゾート・ダイビング。毎朝、9時〜10時ごろダイブセンターに集合する。車で10分ほどの港からボートに乗り、ダイブ・ポイントまでは約5〜10分。船が苦手な人も、ポイントが近い与論の海なら大丈夫。
 最初のポイントは【のどちんこホール】、その名の通りアーチがのどちんこの形をしている。クレバスやアーチなどがあり地形がとてもおもしろい。ツバメウオを群れで見ることができた。【ウワノマキ】にはハナダイの仲間がたくさんいた。群生しているサンゴもすばらしく、見とれていたら横をウミガメが通りすぎた。
 大きくて色鮮やかなイソバナが見られる【イソバナの根】は、まさに海の森のよう。イソバナで埋め尽くされた大きな根をゆっくりと廻った。【宇勝のアーチ】では、ガイドさんがソーセージをくれたので手で潰してやると、カスミチョウチョウウオの大群がやってきた。一度にこれほどの大群を見たことは初めて。
 最終日は退役した巡視船の「あまみ」を漁礁として沈めた【沈船ポイント】に行った。海底に横たわるその巨体(全長約60メートル)が見えた時は、とても感動した。減圧停止の時、ガイドさんがアンカーロープを使って「水中綱渡りショー」を披露、全員で拍手喝采、プリシアのガイドさんは芸人肌です。与論の海は透明度がとても高く、サンゴも本当に素晴らしい。
ツバメウオ カスミチョウチョウウオ
ツバメウオ カスミチョウチョウウオ
沈船「あまみ」  ↑【宇勝のアーチ】はカスミチョウチョウウオで有名なポイント。魚肉ソーセージを差し出すと、ものすごい大群でやって来る。

 ←漁礁として沈められた巡視船「あまみ」。全長は約60メートル、実際に見るととてもでかい。
沈船「あまみ」 no text
 【カメラ/写ルンです+潜ルンです】

≪観光≫

 プリシアリゾートのツアーカンウターには、色々なオプショナルが用意されている。最終日の午前中を利用して与論島観光に参加した。
 【与論島観光/半日:3,500円(入場料込み)】

§ ユンヌ楽園

 美しい亜熱帯植物や果樹を一年中見ることができる島唯一の植物園。300種類の植物、40種のハイビスカス、巨大なガジュマルのアーチや池、古い民家などもあってゆっくり散策できる。ちなみに「ユンヌ」とは、島の言葉で「与論」のこと。

§ 与論城跡

 15世紀、与論島を支配していた琉球王国北山王の三男「王舅」(オオシャン)により着工されたが、北山王朝の滅亡により完成を見ずに放置された城。標高約90メートルの高台にあり、眺望は最高で沖縄本島が見渡せた。眼下にはコーラルブルーの海が広がっている。

§ 与論民族村

 与論の伝統や生活様式を伝えるために、与論島生まれの菊千代さんが開いた村(民具館)。与論の伝統家屋、農具や漁具なども保存されていて、琉球式の赤瓦に白漆喰の家も復元されていた。村のガイドの叔父さんが、島の言葉をひとつ教えてくれた。「あなたが好きです」のことを「ハーミンシャイ」と言う。「歯(笑顔)を見せて下さい」とうい意味だそうだ。

§ よろん焼窯元

 よろん焼は、耐火粘土にガラスを落とし、網目模様を浮き立たせた「窯変天目」(ようへんてんもく)という手法により生み出される。焼物に使われる土はもちろん島内産。茶碗や湯飲みなど様々な作品が多数展示され販売されている。体験教室もやっているそうなので、焼物好きは要チェック。
与論民族村 よろん焼窯元
琉球式家屋(与論民族村) よろん焼窯元

≪ショッピング≫

§ P's1/P's2

 プリシアリゾート内にあるギフトショップは、琉球民芸品、貝細工、Tシャツ、水着、特産品など、なかなかの品揃え。土産には、もずく、黒糖、地酒などを買った。夕食までのあいた時間などは、店内をブラブラするだけでも結構楽しい。

§ よろん焼窯元

 茶碗、湯飲み、コーヒーカップ、灰皿など様々な種類の焼物がある。祖父への土産に窯変天目の湯飲みを買った。湯飲みの底は、与論の海の色と同じコーラルブルー。値段もそんなに高くない。

≪帰途≫

 与論島観光の出発前にチェックアウトを済ませておいたので、ツアーバスの運転手さんに言って空港で降ろしてもらった。空港ロビーで待つこと約1時間、日本エアコミューターに搭乗して、先ずは鹿児島空港へ。更にJASの午後便に乗り換え、羽田空港へは夕方頃に帰着。
日本エアコミューター  鹿児島空港までは約1時間半のフライト、窓から薩南諸島が見える。
日本エアコミューター(与論空港) no text

≪後記≫

 プリシアリゾート・ダイビングのスタッフの皆さん、きれいな海を案内してくれて、その上「水中ショー」まで披露してくれて、本当にありがとうございました。プリシアリゾートはビーチもきれいで、お値段もリーズナブル、沖縄もいいけど与論も絶対おすすめ。歴史や文化に興味のある人は、必ず与論民族村に行くベシ!
 o(*^▽^*)o みなさん、お世話になりました!