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ロタ島 旅行記
1996年4月

北マリアナ諸島
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基礎情報

 ミクロネシアの北端に位置する北マリアナ諸島は14の島で構成され、サイパン島、テニアン島、ロタ島が主要な3島。ロタ島の面積は伊豆大島よりやや大きい程度で、約3,000人の島民がくらしている。ロタ島はとにかく海の美しさに定評のある島で、透明度が50メートルを超える日も珍しくない。
 ロタ島が属する北マリアナ諸島はアメリカの主権下にある内政自治領で、正式名称はアメリカ合衆国自治領北マリアナ諸島。サイパン島やテニアン島などを含む14の島で構成されている。北マリアナ諸島の旗は太平洋を表す青に、チャモロ文化を象徴するタガ・ストーン、アメリカ自治領を示す星が描かれている。首都はサイパン島のガラパン、人口約7万人、通貨単位は米ドル(USD)。パスポートの残存期間は入国時60日以上で、30日以内の滞在はビザ不要。電圧は110V、周波数は50Hz。

≪出発≫

§ ノースウエスト航空

 ノースウェスト航空の午前便にて成田を発ち、先ずはサイパン国際空港へ。フライト時間は約3時間半、ロタ島への直行便はないので、ここで『ロタ島行き』のエアコミューターに乗り換える。入国審査の後、機内預け荷物をピックアップし、徒歩で隣のコミューター・ターミナルへ移動した。

§ パシフィック・アイランド・アビエーション(PIA)

 マリアナ諸島の島々を結ぶエアコミューターのPIAは、定員30人の小さなプロペラ機。ここでの搭乗待ちは約1時間半、ターミナルには小さな売店が1軒あるだけ、やることがないのでとっても暇だ。搭乗時間になりロタ島に向けて出発、フライト時間は約30分、機内では機長による怪しい日本語のアナウンスが聴ける。ロタ空港に到着後に出口でオレ達を迎えてくれたのは、ジェイソンという現地スタッフ。彼の運転するワゴンに乗り、目指すホテルへは約20分で到着。
 ※PIAは1998年、ノースウエスト・エアリンク(たぶんノースウエスト航空の傘下)として生まれ変わった。
PIA(ロタ空港)  PIAは定員30人の小さなプロペラ機。ロタ島までのフライト時間は約30分。
PIA(ロタ空港) no text

≪宿泊≫

§ ロタ・ココナッツ・ビレッジ

 滞在したのは、ロタ島では唯一の木造コテージスタイルのホテル、ココナッツ・ヴィレッジ。敷地内の椰子の木やプルメリア、ハイビスカスなどの花々が南国ムードを盛り上げる。レストラン、プール、ギフトショップを完備、日本人スタッフもいて滞在中とても親切に対応してくれた。ホテル前の海は絶好のサンセットヴュー・ポイント。
 客室は1棟2室の独立型コテージ、椰子の林に囲まれて10棟ほどが点在している。部屋はダブルサイズのベッドが2つのツインルームで、冷蔵庫、バルコニー、エアコン有り、バスルームはユニット式、テレビはない。室内は藤家具で統一され、バルコニーからの眺めもいい。
ロタ・ココナッツ・ビレッジ  ロタ・ココナッツ・ビレッジは椰子の林に囲まれた静かなプチリゾート。屋根にあるのはソーラーシステム。
ロタ・ココナッツ・ビレッジ no text
ロタ・ココナッツビレッジ について詳しくはココを参照

≪食事≫

§ ハイビスカス

 ハイビスカスはココナッツ・ビレッジ内のレストラン。ロタ島滞在中の食事は、主にこのレストランで取った。チャモロ料理のディナーコースが人気で、新婚旅行の宿泊客には夕食時にワインをサービスしてくれる。自分で魚を釣ってきた人には、5ドルで調理をしてくれるそうだ。窓からの眺めもよく、海が一望できる。

§ トンガトンガ・カフェ

 チャモロ風家庭料理の店で、ココナッツ・ヴィレッジからは車で約10分。屋根は椰子葺きの南国風、10人も入れば満席になる小さな店。店内を大きなヤドカリ(野生)が自由に往来している。食材は全て地のものを使うそうで、メニューは毎日変るらしい。オレ達は日替りコース料理とバドワイザーを頼んだ。前菜にはパパイヤの漬物が出てきた。
 その後何品か名前の分らない料理(美味い)が出た後、最後に運ばれてきたのは、鮮やかなオレンジ色のご飯。「レッドライス」と呼ばれるこのご飯は、アチョーテの木の実の汁で炊いてあり、チャモロを代表する料理の1つ。オレも嫁もこの店がとても気に入ってしまったので、翌日予約を入れてまた行った。ロタ島に来た人は絶対この店に行くベシ。小さい店なので、予約した方が良いかも。
 ※2003年に再訪した時は改装されていて、屋根もあるおしゃれできれいな店になっていた。もうヤドカリはいなかったのがちょっと残念。
トンガトンガ・カフェ について詳しくはココを参照

≪観光≫

 ココナッツ・ヴィレッジでは、いろいろなオプショナル・ツアーを扱っている。フロントでロタ島観光ツアーとスノーケリング・ツアーを申し込んだ。ロタ島観光のツアーガイドは、空港で出迎えてくれたジェイソンさんで、彼は日本語がとても上手。ツアー参加者は10人ほどだった。
 【ロタ島観光ツアー/1日:50ドル】

§ 千本椰子の林

 太平洋戦争後、アメリカ政府によって千本の椰子が植えられた所で、今残っているのは400本ほど。椰子の実は自由に取って良いそうだ。ちょっとムリそうだけど。辺りにはハイビスカスがたくさん咲いていて、ジェイソンさんが女性の耳に挿してくれる。でもみんな恥ずかしそうにしていた。

§ スイミング・ホール

 サンゴ礁に大きな穴がポッカリ開いた天然のプール。ホールからは湧き水が出ていて、海水と混ざって透明度がとても高い。外海に通じる横穴から魚たちがたくさん入ってくる。マスクとフィンを持っていけば、スノーリングが楽しめる。

§ フルーツ・ガーデン

 バナナ、パパイヤ、マンゴー、アボガド、スターフルーツ、アティス、サワーサップなど、お馴染みの果物から見たことも聞いたことも無いような果物まで、味わえる農園。スターフルーツは、シャキシャキとした歯ざわりで、その名のとおり切り口が星の形をしていた。

§ ロタ動物園

 私営の小さな動物園で、ロタに生息する椰子ガニ、フルーツ・バット、トカゲ、シカなどが見られる。フェンス越しにフルーツ・バットにエサをあげた。エサを食べる時もオシッコする時も、常に逆さまだ。目がクリクリしていて意外と可愛い。
千本椰子 ロタ動物園
千本椰子の林 ロタ動物園

§ テテト・ビーチ

 ロタ島で一番美しいパブリックビーチで、サンゴ礁の内側は波もなく穏やか。CMの撮影にもよく使われるそうだ。ビーチにはほとんど人影もなく、のんびりと過ごせる。海の中にはスズメダイやチョウチョウウオなどがたくさんいて、スノーケリングには最適。(スノーケリング・セットはホテルでレンタル可) 近くにあった店で、「ウベ」という紫色のアイスクリームを食べた。

§ スノーケリング・ツアー

 スノーケリングのポイントは、東港からボートで10分ほどにある【コーラルガーデン】。水が信じられないほどクリアで、サンゴも大きくて色鮮やか、まさに水中庭園のよう。こんなにきれいな海を見たのは初めてだった。時間の経つのも忘れて、スダレチョウチョウウオの群れと戯れ、水中の幻想的な世界を存分に堪能。この時にスキューバダイビングを始めようと心に決めた。
 【スノーケリング・ツアー/2時間:50ドル】
 ロタの海は年間を通じて透明度が高く、悪くても30メートル、よければ70メートル先まで見えることもあるらしい。帰りの船上で、タイピンゴット山を眺めながら飲んだビールは最高だった。タイピンゴット山はその形から、別名ウエディングケーキ・マウンテンと呼ばれている。
テテト・ビーチ タイピンゴット山
テテト・ビーチ タイピンゴット山

§ ソンソン村

 ロタ島にある唯一の村のソンソン村は島の南西端に位置し、島民の約3分の2がこの村で暮らしている。パウパウ・ホテルでレンタ・サイクルを借りて、緑豊かでのどかな村を探索してみた。教会、銀行、学校、警察署、スーパーマーケットなどがあり、車の往来は少ないので、自転車も安心して走れる。

§ トンガ・ケーブ

 高さは30メートル、奥行きが50メートルもある巨大な鍾乳洞。大昔、カヌーで海を渡って来たトンガ人が、この洞窟に住み着いたという伝説からこの名が付いた。戦争中は野戦病院として使われ、現在は台風の時の避難場所になっている。場所はソンソン村、トンガトンガ・カフェのすぐ裏。

§ 製糖工場跡地

 日本統地時代に設立された、南洋興発会社の製糖工場の跡地。原料のサトウキビは、沖縄から渡ってきた農夫達が栽培していた。敷地内には赤レンガの工場跡と、サトウキビ運搬用の赤い蒸気機関車(シュガートレイン)が残されており、活気に溢れていた当時の工場の様子が偲ばれる。場所はソンソン村、西港のすぐ近く。
サトウキビ機関車  日本統治時代、南洋興発会社の松江春次氏によって設立された製糖工場の跡地。現在は工場跡とサトウキビの運搬に使われた蒸気機関車などが残されている。
サトウキビ機関車(製糖工場跡) no text

≪ショッピング≫

§ ロタ・ココナッツ・ビレッジ

 自転車でソンソン村を探索したが、土産物屋らしきものを見かけなかった。免税店なども当然ないので、土産はホテル内のショップで購入するしかない。ココナッツ・ヴィレッジにも小さなギフトショップがあったので、地元歌手?のカセット、ココナッツ・オイル、チリペッパーなどを買った。品揃えはあまりよくない。

§ パウパウ・ギフトショップ

 パウパウ・ホテルに併設されているギフトショップには、民芸品や特産品、Tシャツ、水着、スノーケリング・セットなどが売られていた。土産に、パウパウ・ホテル・オリジナルTシャツ、はちみつ、スナック菓子などを買った。

§ サイパン国際空港

 サイパン国際空港には免税店DFSがあったので、飛行機の搭乗待ち時間を利用して買い物をした。Tシャツ、香水、洋酒、チョコレートなど、定番の土産物を購入。高級ブランドのバッグや化粧品、時計、アクセサリーなども豊富に揃っている。

≪帰途≫

 お昼前にホテルをチェックアウトして、車でロタ空港へ向かう。何もない空港で何もすることなく、搭乗までの時間を過ごした。搭乗時間となり、PIAにて先ずはサイパン国際空港へ。待ち時間を空港の免税店で過ごし、ノースウエスト航空の午後便にてサイパンを発ち、成田空港には夕方頃に帰着。

≪後記≫

 滞在中、とても親切にしてくれたロタ・ココナッツ・ビレッジのスタッフの皆さん、ジェイソンさん、本当にありがとうございました。それから、トンガトンカ・カフェでシイラの刺身をお裾分けしてくれた叔父さん、ご馳走さまでした。素朴な雰囲気と美しい海が好きな人は、絶対ロタ島に行くベシ!
 o(*^▽^*)o みなさん、お世話になりました!