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沖縄 旅行記
1999年9月

日本
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基礎情報

 亜熱帯地域の沖縄には、日本の他の地域とは大きく異なる文化が根付いている。その特徴は、言葉や食ベ物、建築様式などから窺い知ることができる。かつて沖縄は琉球王国と呼ばれ、日本とは独立した国であり、明(中国)との交易による富で栄えた海洋国家だった。那覇市にある首里城(復元)は琉球国王の王宮であり、首里は文字通り王国の首都として発展した町。

≪出発≫

§ 全日空

 運の悪いことに、出発の直前になって台風が沖縄に接近していた。台風進路予想を見ると沖縄上陸は決定的。旅行会社に電話をしたところ、「飛行機が飛べるならツアーは成立しますので、とにかく空港まで行って下さい」との返答。(`ヘ´) 飛べばいいってもんじゃないっての !!
 こんなわけで、かなりブルーな気分で羽田空港へと向った。空港に着いてすぐに運航表を見ると、「那覇行き」の便は平常通りの運航。もしツアー不成立なら支払った旅行代金も戻るので、後日に改めて仕切り直そうと思っていたのに...こうなりゃもう行くっきゃない!台風が少しでも外れることを願いながら、全日空の午後便にて羽田を発った。(ちなみに翌日の那覇行きは全便欠航した)
 ところで...本来ならばこの旅行記のタイトルは「渡嘉敷島旅行記」になるはずだった。つまり、当初の渡航目的地は慶良間諸島の渡嘉敷島だった。ではなぜタイトルが「沖縄旅行記」なのかと言えば、そうです台風の野郎ですよ。
 羽田を発って約2時間半後、那覇空港に到着してみると意外にも空は晴れていた。最終目的地の渡嘉敷島へは船で渡ることとなる。飛行機が飛んでも船が出ないことには渡嘉敷島には渡れない。空港を出てタクシーに乗り込み、運転手さんにフェリーの運航状況を尋ねてみると、「今日は欠航したみたいだよ」との返事が。もう渡嘉敷島に渡るのは絶望的。それはそうと、那覇空港ってこんな立派だったっけ?きっと大改修したんだな。(サミットとかの関係?)
〜 那覇・北谷(ちゃたん) 編 〜

≪宿泊≫

§ 琉球サンロイヤルホテル

 滞在したのは那覇市内のビジネスホテル、琉球サンロイヤルホテル。レストラン、喫茶店、土産物屋もある。国際通りにもわりと近いし(徒歩約10分)、裏にコンビニがあってなかなか便利だった。部屋はツインルームで、エアコン、冷蔵庫、電話、テレビ有り、バスルームはユニット式。
琉球サンロイヤルホテル について詳しくはココを参照

≪食事≫

 結局、台風は外れるどころか沖縄を直撃 (T◇T) ううう   数日は市内に缶詰、どこにも行けないので、結局毎晩呑み歩くことに...まぁそれはそれで楽しかったけど、少々やけっぱちだ。酔っ払いの千鳥足に暴風雨は笑っちゃうほどこたえたよ。

§ うりずん

 国際通りをまっすぐ進み、ひめゆり通りをチョット入った所にある居酒屋。この店は泡盛を豊富に(約50種類)取り揃えている。カウンターに座り、とりあえず沖縄の地ビール オリオン・ビールを1杯飲んでから、泡盛のカクテルや古酒(くうす)などを注文した。泡盛のアルコール度数は結構強いので、気付いた時にはかなり酔っている。隣に座った地元サラリーマンのお兄さんが、スクという小さい魚をご馳走してくれた。ちなみに「うりずん」の意味は「初夏」だそうだ。
うりずん について詳しくはココを参照

§ 藤乃家

 うりずんで飲んだ後、ホロ酔い気分(実は泥酔い)でホテルまで歩いて帰ったところ、少しお腹が減っていたので沖縄そばを食べようと思い、辺りをウロウロしていて見つけたのが居酒屋「藤乃家」。店の入り口で女将さんに「そばだけでもいいですか?」ときいてみると、「どうぞ、どうぞ」と笑顔で迎えてくれた。
 お言葉に甘えて1杯の沖縄そばを頼んだ。(甘えすぎだろ、しかも2人で1杯って...) そばの味は絶品、今まで沖縄で食べたそばの中でも特に旨かった。翌日も翌々日もこの店に足を運び、泡盛で晩酌。つまみはもちろん沖縄料理。中でもテビチー(ブタの足の煮物)は最高に旨かった。コラーゲン豊富で美容にもいいらしい。

§ くーすや

 国際通り沿いの地下1階にある泡盛とうちなー料理の店。この店は酒屋の直営なので、泡盛の種類は半端じゃない。つまみには島ダコなどを注文し、酒はもちろん古酒、器もなかなか洒落ていた。泡盛ベースのオリジナル・カクテルもあり、「美ーちゅらー」とか「台風」など沖縄らしいネーミングが面白い。人気があり小さい店なので予約した方がいいかも。
くーすや について詳しくはココを参照

§ 市場本通り

 国際通りと交わる市場本通りをブラブラ歩いていて、店先に美味しそうなおにぎりが並んでいるのが目に止まった。具は玉子焼きにスパム(ポーク缶)。さっそく食べてみると、これがとっても旨い。沖縄に来たら是非食うベシ。缶入りのポークは沖縄ではポピュラーな食材。定食屋には、ポーク玉子定食などもあるほどだ。確かスパムと言えば、スパムメールの語源になった商品だったな...アメリカ本国ではスパムのCMがそれほど頻繁に流れているってことか?
コーレグース(市場本通り) ゴーヤー(市場本通り)
コーレグース(市場本通り) ゴーヤー(市場本通り)

§ 牧志公設市場

 食料品のみを集めた沖縄の台所、牧志公設市場。色鮮やかな魚、カニやエビ、豚肉、牛肉、山羊肉などがズラリと並ぶ。テレビでよく見るブタの顔の皮もあった。魚屋で見た皮を剥がれたハリセンボンはメチャメチャ恐いぞ。ここで食材を買って2階にある食堂に持って行くと、調理して出してくれる。是非試してみよう。
牧志公設市場 牧志公設市場
魚屋(牧志公設市場) 肉屋(牧志公設市場)
牧志公設市場  市場で買った食材を持って行くと調理して出してくれる。沖縄の県魚、グルクンを是非食べてみよう。
食堂(牧志公設市場2階) no text

§ A&W (国際ショッピングセンター店)

 国際通り沿いにあるファーストフード店。ここにはルートビアという聞きなれない飲み物がある。漢方薬みたいな味なので、最初の一口目はビックリするが慣れるとクセになる旨さ。ビアと言ってもノンアルコールで、一応ジョッキで出てくる。この店はUSドルが使用可、さすが沖縄。ちなみに地元の人達は、A&Wのことをエンダーと言うらしい。
 ※2000年1月、国際ショッピングセンターは閉鎖、その後 解体された。その跡地に商業ビルを建て、沖縄の文化・産業・観光情報の発信拠点にする事業が進んでいるらしい。
A&W について詳しくはココを参照

§ Jef (波の上エスパーナ店)

 波の上ビーチの近くにあったファーストフード店。この店にはゴーヤーバーガーがあったので食べてみた。予想に反して苦味は少なく、とても美味しかった。沖縄のファーストフード店は、東京では見かけない店ばかり、メニューも特徴があって面白い。東京でもゴーヤーバーガー食いたいから、Jef さん、東京にも出店して下さい。
Jef について詳しくはココを参照
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≪観光≫

§ 国際通り

 台風による暴風雨に連日さらされる沖縄。ホテルに閉じこもっていても退屈なので、国際通りまで出てみた。(かなり無謀な行為) 予想どおり人通りは全くなし、どの店もシャッターを閉ざしていた。そんな中たくましく営業していたのは、パチンコ店、映画館、コンビニ、そして傘屋だけ。とりあえず傘屋に直行、フード付きウィンドブレーカーをゲットした。傘屋の叔母ちゃんは商売繁盛で嬉しそうだった。
 この日から連日の映画館通いが始まる。観賞した映画は、『オースチン・パワーズ・デラックス』、『エリザベス』、『スターウォーズ Ep1 ファントム・メナス』などなど。信じがたいが、スクリーンの真横にトイレがある劇場もあった。数日して台風が通過した後は、街路樹がいたる所で倒れ、ビルから看板が落ち、バイクや自転車が将棋倒しになっていた。まさに台風直撃という感じ、恐るべし自然の猛威!

§ 壷屋通り

 市場本通りと平行している平和通りを奥へ奥へと歩いて行くと、壷屋という町がある。この町は昔の沖縄のたたずまいを残す焼き物の里。沖縄の伝統工芸である壷屋焼の窯元や、直売店がたくさんある。祖父への土産に、魚が描かれた一輪挿しを買った。壷屋焼は沖縄の伝統的な焼き物で、琉球王朝時代から300年以上も続いる。ちなみに沖縄では焼き物のことを「ヤチムン」と言うそうだ。
国際通り 国際通り
シーサー(国際通り) 朱礼堂と古酒屋(国際通り)
壷屋通り 壷屋通り
壷屋通り 壷屋通り
壷屋通り  壷屋通りには沖縄の伝統工芸である壷屋焼の窯元や直売店がたくさんある。人間国宝の陶芸家の作品から、お土産用の物まで様々な焼物に出会える通り。
焼物店(壷屋通り) no text

§ 北谷(ちゃたん)

 北谷は、那覇市内から路線バスで40分ほどの所にある街。ガイドブックによると「沖縄で今一番ホットな場所」らしいので、さっそく行ってみた。アメリカンな雰囲気のレストラン、カフェ、雑貨店、ムービー・コンプレックスなどがある。曜日によってはフリーマーケットが開催されるらしいが、フリーマーケットの会場は台風でメチャメチャに破壊されていた。
 アメカジ・ショップの「アメリカン・スペース」には、アメリカ直輸入のシャツやジーンズ、グッズなどが多数あり、店舗スペースはとても広い。その姉妹店であるアメリカン・デポは、1階が新品、2階が古着というレイアウト。皮ジャン、ボア付ジャケット、ロングコートなどもあったけど、沖縄でこれを着る時季が果たしてあるのか?
北谷町立「桑江中学校」 アメリカン・スペース(北谷)
北谷町立「桑江中学校」 アメリカン・スペース(北谷)
北谷町美浜エリア について詳しくはココを参照

≪移動≫

 毎朝テレビのニュースを見たり、泊港に電話で問い合せたりして船の運航状況をチェックしたが、結局「渡嘉敷島行き」の船は最後まで出航しなかった。陸の天気が回復しても、海の状況が良くなるには数日かかるらしい。このままでは少し欲求不満なので延泊することにした。
 ビーチがあるリゾートに泊りたかったので、恩納村辺りの幾つかのホテルに電話をかけてみた。案の定どこのホテルも満室状態だったが、かりゆしビーチ・リゾートには空室が1部屋だけあったので、2泊の予約を入れた。航空会社のチケット予約センターにも電話して、3日後のJAS「羽田行き」の夜便をおさえた。

§ 路線バス

 翌朝早くホテルをチェックアウトして、那覇バスターミナルへ向う。ここから路線バスに乗って約1時間半、伊武部下(いんぶした)と言うなんだかセクシーな名前のバス停で下車。携帯でホテルに電話をすると車で迎えに来てくれた。バスを降りた直後、手荷物を網棚に置き忘れたことに気付き、名護まで取りに行くはめになった。なんか今回の旅は祟られてるよ。(;´д` ) トホホ
〜 恩納・コザ(沖縄市) 編 〜

≪宿泊≫

§ かりゆしビーチリゾート

 かりゆしビーチリゾートは、海岸沿いの丘の上に建つホテル。客室数は約500室、レストラン、カジノクラブ、カラオケBOX、ゲームコーナー、プライベート・ビーチ、プール、テニスコート、ゴルフコース、大浴場などを完備、土産物屋やコンビニもある。
 プライベート・ビーチまではマイクロバス(無料)で移動する。ビーチではドラゴンボートやシーカヤックなどさまざまなマリン・スポーツが体験できるが、安くはない。パラソルやビーチチェアなど出費がかさみ、家族旅行の場合は大変だ。ビーチ・リゾートと謳っているわりにはやや疑問の残るビーチの状態、海は台風の影響なのかチョッピリ濁っていた。まあ台風じゃない時に見てみないと、なんとも言えないかな。
 【2人乗りカヤック/30分:2,000円】
 客室は海側にあるオーシャン・タワーと陸側にあるウィング・タワーに分かれている。オレ達の部屋はウィング・タワーで、室内はパステル・カラーで統一され、広々として落ち着いた雰囲気。エアコン、テレビ、冷蔵庫、電話、ドライヤー有り、バルコニーからの眺めもいい。大浴場の露天風呂からは、東シナ海の大パノラマが一望できる。台風のせいで落ち込んでいたオレには最高の慰めになった。やっぱデカイ風呂はいい。
かりゆしビーチリゾート  海岸沿いの丘の上に建てられ、客室数は500室を超える大きなリゾートホテル。おすすめはビーチが一望できる大浴場。
かりゆしビーチリゾート no text
かりゆしビーチリゾート について詳しくはココを参照

≪食事≫

§ サンセット・ガーデン

 ホテルのプールサイドにあるガーデン・レストランで、朝食はここで食べた。和食と洋食、両方のビュッフェが用意されていた。眺めが良いので朝から気分爽快。ディナータイムにはバーベキュー・レストランになる。夕陽を見ながらみんなで焼くのも楽しいかな。

§ ヴェントフォルトゥーナ

 オーシャン・タワーの1階にあるイタリアン・レストラン。夕食は気取らないカジュアルな雰囲気のこの店で取ることにした。ビールにパスタとピザを注文、値段も手ごろで味も悪くない。このレストランもきれいな夕陽が見られる絶好のポイントだ。

≪ダイビング≫

 ホテルのツアーデスクでファンダイビングを申し込んだ。ホテルから車で10分ほどのパブリック・ビーチからボートに乗り、ダイブ・ポイントまでは5、6分。台風が通過したばかりなので水はやや濁っていて、折れてしまったサンゴもたくさんあった。魚はあまりいなかったが、ケーブの中に旨そうな伊勢エビが隠れていた。
 潜ったポイントは【砲弾ポイント】【ヘクセン(ブセナテラス前)】の2ヶ所。まあ今回は海の状態が悪すぎた。条件さえ良ければもっといい海だと思う。ビーチ周辺には、台風でなぎ倒された防風林がたくさん転がっていた。ここのパブリック・ビーチは、人も少なく静かでのんびりできた。

≪ショッピング≫

§ コザ(沖縄市)

 那覇に次ぐ沖縄第2の都市であるコザ(沖縄市)に行ってみた。伊武部下から路線バスに乗り、嘉手納で乗り換え、約1時間半でコザに到着。中央パークアベニュー(旧BC通り)には、米軍放出品を扱うミリタリーショップ、輸入雑貨屋、古着屋などが建ち並び、露店もたくさん出ている。1時間ほどブラブラして、古着屋でTシャツとスウェットを買った。休日のショッピングを楽しむ米軍兵士のファミリーもたくさんいる。
中央パークアベニュー について詳しくはココを参照

§ 万国百貨店

 店内には米軍放出品、雑貨、輸入菓子、民芸品などが所狭しと並んでいた。この店は何屋なのかさっぱりわからんが、万国百貨店という名前はピッタリだ。なにしろTシャツや古着がたくさんあるので、掘り出し物が見つかるかも。場所は、バス停「ムーンビーチ前」辺りで、目印は店の入り口にあるジェット機(たぶん本物)。
万国百貨店 について詳しくはココを参照

§ Habu Box (恩納店)

 この店には、オリジナルのTシャツやグッズなどがたくさんあった。何気なく沖縄を感じさせるデザインはセンスのよさを感じる。とくにTシャツのデザインがとてもユニーク。真ん中にゴーヤーがプリントされたTシャツを買った。場所は同じく「ムーンビーチ前」辺り、目印は屋根の上で逆立ちしているシーサー。ちなみにハブは売ってない。
Habu Box について詳しくはココを参照

≪帰途≫

§ 日本エアシステム

 お昼前にホテルをチェックアウトして、路線バスで那覇市内へ。国際通りで土産などを物色した後、タクシーで那覇空港へ。この空港は本当に大きく立派になった。レストランや土産物屋がたくさんあるし、スペースも広々としてゆったりと見て廻れる。空港内のA&Wで時間を潰し、JASの夜便にて那覇を発ち、羽田空港には夜9時頃に帰着。

≪後記≫

 藤乃家のご主人と女将さん、美味しいお酒と料理をありがとうございました。那覇に行った時はまた立寄らせてもらいますので、その時はよろしくお願いします。渡嘉敷島に行けなくてとっても残念だったけど、今まで知らなかった沖縄をたくさん見ることができたし、沖縄が意外と広いということも分かった。ケラマにはいつの日か必ず行きたいと思う。
 o(*^▽^*)o みなさん、お世話になりました!