楽園インプレッション
ホーム旅行記・歴史・天気予報・危険情報壁紙ダウンロードスクリーンセーバー ダウンロード楽園フォトギャラリーベストシーズ カレンダー楽園リンク
 アジア | ミクロネシア・オセアニア | 日本国内

ビヤドゥ島 旅行記
2001年3月

モルディブ
関連リンク
モルディブの歴史
ビヤドゥ島 フォトギャラリー
ビヤドゥ島 壁紙ダウンロード
ビヤドゥ島 スクリーンセーバー
外部リンク
モルディブ政府観光局
外務省 危険情報
マーレの天気予報
為替レート計算
おすすめ本
モルディブ 地球の歩き方
モルディブ トラベルダイバー
ダイビング旅行完全ガイド

基礎情報

 モルディブはインドの南西約600キロに散らばる群島諸国。島々は二重鎖状になったサンゴ礁の還によってまとまりを見せている。総面積は佐渡島の約0.35倍の大きさ、島の数は約1,200で、人が住んでいるのは約200島。その昔インド洋を東西に行き来していたアラブや中国、ヨーロッパの人々は、この島々を「真珠の首飾り」と呼んだという。
 ビヤドゥ島は南マーレ環礁の中央やや東寄りに位置し、空港のあるフルレからはスピードボートで約1時間の距離。島はゆっくり歩いても20分で一周できる程度の大きさ。ハウスリーフの美しさには定評があり、多くの日本人ダイバーに指示されている。
 モルディブの正式国名はモルディブ共和国、イギリスの保護領を経て、1985年、正式にイギリス連邦に加盟した。国旗の三日月はイスラム教を、緑は自由と進歩を、赤は自由のために流れた血を表す。モルディブの首都は人口密度が世界一高いと言われているマーレで、その人口は約28万人。通貨単位はモルディブ・ルフィア(MVR)、但しリゾートや首都マーレの土産物店では米ドルが使用できる。パスポートの残存期間は帰国時まで有効なもの、30日以内の滞在は現地到着時に無料のビザが発給される。電圧は220V、周波数は50Hz。

≪出発≫

§ スリランカ航空

 スリランカ航空の午前便にて成田を発ち、先ずはスリランカのコロンボ国際空港へ。フライト時間は約10時間、ここで「マーレ行き」の便に乗り換える。スリランカ航空は、エコノミーにも全席にタッチパネル式の専用モニターが装備されていた。機内は結構冷えるので上着を1枚持って乗ろう。機内食のカレーはとても旨いが、日本食はあまりお勧めできないかも。
 コロンボ空港では紅茶店や土産物屋などを見てまわり、搭乗開始までの時間をすごした。よく言われている、機内預け荷物の指差し確認はやらなかった。多分、今はその必要がないのだろう。マーレまでのフライト時間は約1時間半、マーレ国際空港(フルレ島)には夜11時頃に到着。入国審査の後、空港の外にあるツアー会社のカウンターへ行き、自分の名前を告げてホテルバウチャーを受け取った。
 ツアー客が全員揃ったところで、係員に従い空港前の桟橋へ徒歩で移動し、スピードボートに乗船、目的地のビヤドゥ島まではここから更に約1時間。リゾートに到着すると、日本の某旅行会社駐在員とダイビング・スタッフが迎えてくれ、レセプションにてチェックインとダイビングの手続きをした。この時点で夜中の1時過ぎ(日本時間の朝5時)、眠い目をこすりながらポーターの後について部屋に案内され、長い長い1日が終了した。

≪宿泊≫

§ ビヤドゥ・アイランド・リゾート

 滞在したホテルは、美しいハウスリーフで日本人ダイバーに人気の、ビヤドゥ・アイランド・リゾート。この島は徒歩で一周約20分、周りはすべてホワイトサンドの美しいビーチで、レストラン、バー、ブティックなどを完備している。宿泊客の約7割がヨーロッパ人で、残りは主に日本人、ダイバーの比率は日本人の方がやや多いように見えた。お隣のヴィリバル島とは姉妹島で、2島の間をドーニが定期的に往復している。ヴィリバル島でランチを食べたり、ハウスリーフのダイビングもできる。
 ルームタイプは、スタンダードの2階建てビーチバンガローのみで、全室海に面している。キングサイズのベッドが1つ、バルコニー(椅子付き)、エアコン、冷蔵庫、電話、ドライヤーあり、テレビは無い。バスルームはとても広く、シャワーは真水の温水が使えるがバスタブは無かった。シャンプーなどは日本から持っていった方が良いが、海を汚さないよう環境にやさしいタイプのものを選びたい。
ビヤドゥ・アイランド・リゾート ビヤドゥ・アイランド・リゾート
ビヤドゥ・アイランド・リゾート ゲストルーム
ビヤドゥ・アイランド・リゾート ビヤドゥ・アイランド・リゾート
桟橋 ビーチ
ビヤドゥ・アイランド・リゾート  ↑島の周りはどこも白砂の美しいビーチ。ハウスリーフには7つのパッセージが切ってあり、スノーケリングで海ガメやナポレオン・フィッシュなどの大物にも会える。バディダイビングをする場合もこのパッセージからエントリーする。

 ←海側から見たビヤドゥ島、中央やや右側に見える屋根はダイビングセンター。島は徒歩で一周約20分、モルディブの島々はみんな小さい。
ビヤドゥ島 no text
ビヤドゥ・アイランド・リゾート について詳しくはココを参照

≪食事≫

§ リゾートのレストラン

 食事は基本的に全てリゾートのレストランで食べる。朝食と昼食はビュッフェ・スタイルで、メニューは日替わり。ドイツ、イタリア、インド料理など毎日飽きさせない工夫を凝らしていた。朝は焼き立てのオムレツが旨い。ダイビングの合間の昼食は、フルーツを中心に軽目に食べた。別料金でビーチでのスペシャルディナーもある。
 夕食はコースになっていて、メインは鳥、魚、カレーなどから選択、ベジタリアン用の料理も用意されている。インド人シェフがいるので、カレーは本場のインドカレーだ。以前インドに行ってインドカレーにハマっていたオレは、もちろん毎晩カレーをオーダーした。やっぱインドカレーは最高に旨いのだ。ちなみにリゾートでは滞在中ずっと同じテーブルにつき、同じボーイが給仕をしてくれる。チップは最後の食事の後にまとめて渡すシステム。
ビヤドゥ・アイランド・リゾート  滞在中の食事は基本的に全てこのレストランで取る。朝食と昼食はビュッフェ、夕食はコース、インド人シェフが作るカレーは絶品です。
リゾートのレストラン no text
このページのトップへ

≪ダイビング≫

§ マリアナ・ダイビング・ワールド

 モルディブの素晴らしい海を案内してくれたのは、リゾートに併設されているマリアナ・ダイビング・ワールド。オーナーはモルディブ歴の長いヨーガン・シャガーズ氏で、スタッフはドイツ人、ベルギー人、スイス人、チリ人、日本人など国籍は様々、みんなとてもフレンドリーだ。日本人ダイバーには日本語でブリーフィングをやってくれるので、言葉の心配は不要。ボートダイビングは午前1回、午後1回のダイブトリップ。
 先ずはチェックダイブを受けるため、朝9時に機材を持ってダイビングセンターに集合し、ハウスリーフの【パッセージ6】からエントリー。チェックダイブの内容はマスク・クリアとレギュレータ・リカバリーで、このチェックをパスしないと、最悪ダイビングをさせてもらえないこともあるそうだ。たとえダイブマスターやインストラクターの資格を持っていても、チェックダイブを受けなければならない。
ドーニ ダイブ・スタッフ
ドーニ ダイブ・スタッフ(左からリサ、チサコ、カルメン)
 チェックダイブも無事にパスし、その日の午後から早速ファンダイビングに出発。モルディブ最初のポイントは【オルベリ・アウト】、エントリーして少し進むと2匹のマダラトビエイが現れた。体の水玉模様もハッキリと見える距離を優雅に泳ぎ去って行く。リーフの棚ではタイマイ(海ガメ)が食事をしているのを発見。横からゴマモンガラがやって来て、サンゴの奪い合いが始まった。タイマイはサンゴの中の海綿が大好物なのだ。
 南マーレ環礁屈指のメジャーポイント【グライドゥ】は、流れが強く大物回遊魚が現れる。流れに沿ってリーフエッジを移動すると、4匹のマダラトビエイが通りすぎ、続いてイソマグロの群れが大行進。このコーナーは噂通りの大物ポイント、水中の景色も雄大で気分が高揚する。
 興奮覚めやらぬままにエキジットすると、水面にイルカの群れを発見、急いでドーニに上がり機材をおろして船上から群れを眺めた。暫くしてキャプテンからOKサインが出たので、フィンとマスクを着けて静かに海に入る。イルカ達の「キーキー」と鳴く声を追って水中を眺めていると、10頭ほどのグループが楽しそうに泳いでいる姿が目に飛び込んできた。今日はとってもラッキーデイ、モルディブは最高だ!
ハシナガイルカ  ドーニで移動中にハシナガイルカの群れが遊びに来た。数分間にわたりドーニとの競争を楽しんで、帰って行った。本当にイルカは遊ぶのが大好き。
ハシナガイルカ no text
 【コーラルガーデン】は砂地がきれいなポイント。ガーデンイールやスパゲッティーイールが全員起立で出迎えてくれた。水底をよく見ると固有種のトールフィンゴビーをはじめハゼの仲間たちがたくさんいて、マクロ派には絶好のポイント、クマノミもたくさんいる。この日もドーニからイルカの群れを見ることができた。イルカ達は、暫くの間ドーニとの競争を楽しんで帰って行った。
 最後にダイブした【クダフラ】はナポレオン・フィッシュがたくさん現れるポイント。コブが突き出した大きな個体から、小さくて人懐っこい個体まで、次々とオレ達の横を通過して行く。なんて贅沢な海だモルディブ! リーフの棚を移動していると、ウメイロモドキの大群が正面から向って来た。顔の真横をすり抜けていく魚たちを呆然とやり過ごしていると、魚のシャワーを浴びているような気分になった。ガイドのカルメンさんも、これにはビックリ。
 モルディブの海はとにかく群れが半端じゃない。タカサゴ、ウメイロモドキ、クマササハナムロ、ヨスジフエダイ、ホソフエダイ、ムスジコショウダイ、カスミアジ、ギンガメアジなど挙げれば限がない。フィジリア系などは1つの群れが数百匹というのもざらだ。海ガメ、ナポレオン・フィッシュ、マダラトビエイなど、他ではなかなか見られない大物も、モルディブではハウスリーフのダイビングで見ることができる。
 【ファンダイビング/5日間無制限ダイブ:320ドル、ドーニ/1回:9ドル】
ホソフエダイ ヨスジフエダイ
ホソフエダイ ヨスジフエダイ
アデヤッコ モルディブ・アネモネフィッシュ
アデヤッコ モルディブ・アネモネフィッシュ
ウメイロモドキ  ↑ハマクマノミに似ているが、腹ビレと尻ビレが黒いのが特徴。インド洋固有のクマノミ。

 ←まっすぐこちらに向って突進してくるウメイロモドキの大群。魚のシャワーを浴びている気分。両手を広げているのはガイドのカルメン。
ウメイロモドキ no text
 【カメラ/モーターマリン MX-10】
マリアナ・ダイビング・ワールド について詳しくはココを参照

≪リラックス≫

§ アーユル・シーラム

 リゾートにはインド式エステハウスがあり、ダイビング後の疲れを癒すにはちょうどいい。エステルームは女性用と男性用の2つに別れていて、それぞれ女性と男性のエステシャンがいる。部屋に入ると先ず服を全部脱いで、フンドシのようなものを腰に巻く。ちょっと恥ずかしい。後で嫁に聞いたら女性も同じフンドシだったそうだ。マッサーに促され木製の硬いベッドに横たわり、頭からつま先まで全身にオイル・マッサージを受ける。
 オイルはインド古来の特別なオイルで、マッサージ法は100年以上の歴史を持つ手法。疲労回復、快眠、新陳代謝改善などの効果があるそうだ。最後はカレー粉みたいな粉(ターメリック?)を全身に塗りたくり、お湯ですすいでフィニッシュ。実感としては筋肉がやわらぎ、肌はすべすべ、最高にリラックスできる。だけど...体が少しカレー粉臭くなるので、やるなら滞在最終日がおすすめ。
 【ボディ・マッサージ+バス/65分:45ドル】

≪ショッピング≫

§ コロンボ国際空港

 スリランカと言えばセイロン紅茶。空港の2階に紅茶店が2つあり、店内には様々な種類の紅茶がズラーっと並べてある。値段は1箱1ドル〜3ドルほど、お土産にはちょうど手頃な値段だ。同じフロアに免税店や民芸品店などもある。1階にはなぜか切手屋があり、ショーケースを眺めていたら店員が次々と様々な種類のシートを出し始めた。(もういいと言うまでやめない) スリランカは仏教国なので、仏陀(ブッダ)を描いた切手が多い。結局、仏陀の切手を5、6シート買った。

§ マーレ国際空港

 空港の2階に紅茶や酒タバコを扱う土産物屋、免税の化粧品店、宝石店、時計店などがある。土産物の定番チョコレートはこの空港でゲット、ジュースやスナック類、カレーパウダーなどもここで買える。化粧品店(たぶん免税)では香水などを買った。紅茶の値段は、コロンボ国際空港の方がやや安い。

§ リゾートの土産物店

 リゾートの土産物店では、オリジナルTシャツ、パレオ、シルバーのアクセサリー類、熱帯魚のかわいいマグネットなどを買った。インド洋の魚達を描いたハンドペイントのTシャツもあった。シャンプーや虫避けスプレーなどの日用品も置いてあり、もちろん紅茶もある。リゾートでの買物は全てサインでOK、交渉次第で値引きもしてくれるぞ。
コロンボ国際空港  空港には2軒の紅茶店があった。種類はとても豊富で値段もお手ごろ。やっぱスリランカと言えばセイロンティー、もう買うっきゃないっしょ。
紅茶店(コロンボ国際空港) no text

≪帰途≫

 帰りのボートの時間は、前日の夜までにレセプションに張り出される。ボートの時間は午後4時15分だった。チェックアウトの時間もそれに合わせてくれ、部屋は3時まで使うことができた。島を離れる時はダイビング・スタッフが桟橋まで見送りに来てくれた。別れを惜しみつつ乗船し、約1時間で空港があるフルレ島に到着。桟橋の前はすぐ空港入口だ。
 出国税10ドルを支払いチェックイン・カウンターに並んでいると、日本人の現地スタッフが現れて、搭乗手続きを代わりにやってくれた。1時間ほどで搭乗開始となりモルディブを後にし、先ずはコロンボ国際空港へ。空港の紅茶店には日本人客が殺到、もちろんオレ達も。搭乗待合室には日本から来たお坊さん達の姿も見受けられた。搭乗時間となり、スリランカ航空の夜便にてコロンボを発ち、成田空港には翌朝11時頃に帰着した。

≪後記≫

 マリアナ・ダイビング・ワールドのトモコさん、チサコさん、ミワさん、リサさん、スージーさん、カルメンさん、大変お世話になりました。イルカとの出会いは一生の思い出になった。白化したサンゴもいつの日か復活すると信じたい。ビヤドゥ・アイランド・リゾートは高級ホテルではないが、料金はリーズナブル、食事も美味い、必要なものは揃っているし、なによりダイビングやスノーケリングには最適の環境だ。
 o(*^▽^*)o みなさん、お世話になりました!