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バリ島 旅行記
2000年9月

インドネシア
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基礎情報

 バリ島はインドネシアを構成する島の1つで、ジャワ島とロンボク島の間に位置する。今回の旅の滞在地は、バリ島北西部の温泉地、ジュンブラナ県バニュウェダン村。対岸にはバリ有数のダイビング・スポットとして知られているムンジャンガン島がある。
 インドネシアの正式国名はインドネシア共和国、国旗の赤は勇気を、白は正義を表す。赤と白の配色は13世紀のマジャパイト王国時代から使われている。首都はジャワ島のジャカルタ、人口約2億人、通貨単位はインドネシア・ルピア(IDR)。パスポートの残存期間は入国時6ヶ月以上で、60日以内の滞在はビザ不要。電圧は127/220/230V、周波数は50/60Hz。

≪出発≫

§ ガルーダ・インドネシア航空

 ガルーダ・インドネシア航空の午前便にて成田を発ち、先ずはジャワ島のスカルノ・ハッタ(ジャカルタ)国際空港へ。フライト時間は約7時間、給油のため1時間ほど空港内で待つ。再び同じ飛行機に乗ることになるので、貴重品以外の荷物は機内に置いたままでOK。搭乗口を出ると「TRANSFER CARD」が手渡されるので、再搭乗の際に係員に返す。
 空港内に両替所があったので、1万円をルピアに両替した。高額紙幣の10万ルピア札の肖像画はスカルノ元大統領(確かデヴィ婦人の夫だった人だよね)。間もなく搭乗時間となりバリ島に向け出発、ングラ・ライ(デンパサール)国際空港には午後8時頃に到着。空港内には、勝手に乗客の荷物を運んでお金を要求するインチキポーターがいるので気を付けよう。
 空港の外に出ると、現地スタッフ(自称:亀チャン)がオレ達を待っていてくれた。迎えのバンに乗り、夜のクタ〜レギャンを抜け、一路滞在予定のホテルを目指す。真っ暗で急な山道を走り続けること約3時間(車中爆睡)、目的地のホテルには夜中の12時過ぎに到着、もうヘロヘロだ。
スカルノ・ハッタ国際空港  インドネシアの首都ジャカルタにあるスカルノ・ハッタ国際空港。各島への国内線も発着している。南国らしい涼しげな造りの空港施設で、両替もここで出来る。
スカルノ・ハッタ国際空港 no text

≪宿泊≫

§ ミンピ・リゾート・ムンジャンガン

 ミンピ・リゾート・ムンジャンガンは、観光地の喧噪から遠く離れた静かなバニュウェダン湾に面して建てられている。湾に面してレストランやプール、ホット・スパ(温泉)があり、まさに癒しのリゾート。スパ・センターなど一部の施設は工事中のようだった。日本人または日本語を話すスタッフはいないみたい(ダイビング・スタッフに日本人がいる)。日本人の宿泊客は、全体の3割ほどだった。
 客室は長屋タイプの「スタンダード・パティオ」と、露天温泉付き「コートヤード・ヴィラ」、ディップ・プール付き「グランド・コートヤード・ヴィラ」の3種類。最初の2泊は「スタンダード・パティオ」に、3泊目以降は「コートヤード・ヴィラ」に泊まった。部屋のインテリアは両タイプともほぼ同じで、ダブルベッド、冷蔵庫、電話、ドライヤー、バスルーム(半屋外)という設備。シエスタには最適なバリ独特の東屋、バレ・ブンゴンもあった。「コートヤード・ヴィラ」は温泉、ロフト、テレビ付き。
ミンピ・リゾート・ムンジャンガン ミンピ・リゾート・ムンジャンガン
ゲストルーム(スタンダード・パティオ) バレ・ブンゴン
ミンピ・リゾート・ムンジャンガン  ↑バリ独特の東屋「バレ・ブンゴン」は、昼寝をしたり本を読んだりするのに最適の空間。

 ←高台にあるメイン・プールは見晴らしがとても良く、ジャワ島の山々を遠望できる。
スイミング・プール no text
ミンピ・リゾート・ムンジャンガン について詳しくはココを参照

≪食事≫

§ サンセット・ビーチ・レストラン

 リゾートのレストランはバニュウェダン湾に面していて、吹き抜ける風がとても気持ちいい。朝食はビュッフェ・スタイルで、インドネシア料理が中心。お馴染みのナシゴレンやミーゴレンもあった。
 バリのコーヒー「コピバリ」は、ちょっと変わっていた。コーヒー豆は粉状になるまで細かく挽いてあり、フィルターは使わないで、コーヒーカップに直接入れてお湯を注ぐ。かき混ぜたらそのまま数分待ち、粉が沈んだら上澄みを飲む。入れてすぐ飲んだら口の中がジャリジャリになった。ブラックでも美味しいが、地元の人は砂糖をタップリ入れて飲む。
 夕食はコースメニュー、インドネシア料理はもちろん、トムヤムクンなど、その他のアジア料理もメニューにある。お酒はインドネシアの地ビール「ビンタン」や、ボーイが勧めるカクテルを頼んだ。注文した料理はどれも美味しく、日本人の口にとても合うと思う。特にサテアヤムというバリ風焼き鳥がお勧め。デザートの黒米のライス・プディングもなかなかの美味。
 ダイビングに持って行くランチはサンドウィッチを頼み、ダイビングの合間にムンジャンガン島に上陸して食べた。デザートのサラックという果物は、果皮が蛇の皮のようで、別名「スネークスキン・フルーツ」と呼ばれている。水分が全くないリンゴみたいな味。バリの果物は見たことがない物が多く、食べ方がよくわからないで困った。

§ カフェ・ワヤン

 カフェ・ワヤンは芸術の街 ウブドにあるカフェ・レストラン。観光の合間に立ち寄り、ランチを食べた。小エビと野菜を醤油で炒めた、ウダン・ケチャル・マサ・ケチャップという料理を注文、日本人には馴染みのある醤油味で、とても美味しい。入り口からは想像できない広い店内はバリ風の造り、庭園には半個室のテーブル席が幾つかある。街の喧騒を一時忘れられる不思議な空間。
ミンピ・リゾート・ムンジャンガン  美味しいインドネシア料理が食べられるリゾートのレストラン。ナシゴレン、ミーゴレン、サテアヤムなど、どれも絶品なのだ。
サンセット・ビーチ・レストラン no text
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≪ダイビング≫

§ ミンピ・ダイブセンター

 ムンジャンガンの海を案内してくれたのは、リゾートに併設されているミンピ・ダイブセンター。スタッフは皆バリ人で、日本語を少し話すガイドさんもいる。バリのガイドさんはとっても陽気で人懐っこい。毎朝オレは彼らに請われて、プチ日本語教室を開いた。ダイビングで使う簡単な日本語だ。
 ※普段は日本人のガイドさんも常駐しているが、この時はたまたま帰国していて不在だった。ダイビング以外のことでも、日本人宿泊客をサポートしてくれる。
 朝9時にダイブセンター前からボートで出発、穏やかな湾の外に出ると徐々に波が荒れてくる。目的地のムンジャンガン島までは約40分。島の側面には幾つも洞窟があり、コウモリがたくさん住んでいて、ボートで横を通った時は「キーキー」鳴く声が聞こえた。ちなみに「ムンジャンガン」とはバリ語で「鹿」のこと、島には野生の鹿が住んでいる。
 島はサンゴ礁に囲まれていて、その先はドロップオフ。最初のポイントは【ガーデンイール・ポイント】、残念ながらガーデンイールは見られなかったが、小さいナポレオンフィッシュや甲イカを見ることができた。甲イカを見たのは初めて、サンゴの上で上手に擬態していた所をガイドさんに捕まり、夕食のテーブルに上がった。【アンダーウォーター・ケーブ】では海ガメと遭遇、結構そばまで寄ってくる。近くで見ると目がとてもカワイイ。壁面にはケーブがならび、その中には大きな伊勢エビやミノカサゴなどが住んでいた。
 【プラ・ドロップオフ】はリーフエッジからエントリーして、壁に沿ってのドリフト・ダイビング。中層の壁一面にはソフトコーラルやイソバナが咲き乱れていた。【POS2】では大きなツバメウオがお出迎え、ダイバーになれているらしく近くまで寄ってきた。浅瀬のサンゴは色鮮やかで白化現象もあまり見られない。このポイントもイソバナがきれい。
 ムンジャンガンの海の透明度は概ね30メートル前後あり、基本的に流れはあまり感じない。ハナムロやウメイロモドキ、キンチャクダイの仲間たちも見ることができる。その他に行ったポイントは【バットケーブ】、【コーラルガーデン】など。この島へのスノーケリング・ピクニックもある。
タテジマキンチャクダイ ムンジャンガン
タテジマキンチャクダイ ムンジャンガン島
 【カメラ/写ルンです+潜ルンです】

≪リラックス≫

§ 温泉

 リゾートの中庭とプール脇には露天温泉(水着着用)がある。またプール脇の露天温泉からはバニュウェダン湾が一望でき、気分爽快。湯温は40℃前後で透明なイオウ温泉、成分はナトリウム、カルシウム、塩化物、硫酸塩、飲泉にも適している。「コートヤード・ヴィラ」の庭には露天温泉が付いている。天然石を敷き詰めた湯船は4人が楽に入れる大きさ。やっぱり温泉は裸で入る方がいい。好きな時間に誰の目も気にせず好きなだけ入っていられる、究極のリラクゼーション・スペース。

§ マッサージ&スパ

 ダイビングの後はバリ・マッサージを体験してみた。マッサージは2人が同じ部屋で受けられるので、カップルや夫婦でも大丈夫。いくつかあるコースから「アロマセラピー・マッサージ」を選択、時間は90分ほどで、ガムランの調べをBGMにとてもリラックスした時間を過ごした。マッサージをしてくれるのはバリ人のお姉さんなので、女性も安心してマッサージを受けられる。その他のコースに「ボディ・スクラブ」「フェイシャル・マッサージ」などもあった。
 【アロマセラピー・マッサージ/90分:30ドル+税】
ミンピ・リゾート・ムンジャンガン ミンピ・リゾート・ムンジャンガン
温泉(コートヤード・ヴィラ) 温泉(パブリック)

≪観光≫

 最終日はバリ島観光へ。お昼の11時半頃、ツアーガイドがホテルに迎えに来た。あわててチェックアウトをして、いざ観光に出発、ガイドさんは日本語がとても上手。ツアーの参加者はオレ達2人だけ、料金は観光終了後に空港でガイドさんに手渡した。バリ島は以外と広いので、島内観光は朝から出かけた方がいいかも。
 【バリ島観光/半日:5,000円(入場料込み2人分)】

§ ブドゥグル

 車は海沿いの長閑な村々を抜け、徐々に険しい山道に入る。村の入り口や橋には必ず割門があった。窓の外には美しいライステラスの風景が広がっている。山の頂にはタンブリンガル湖、ブヤン湖、ブラタン湖という3つの湖があり、上からの眺めはとても良い。ブラタン湖は、標高約2千メートルのチャトゥール山のカルデラ湖で、バリの人々の避暑地的スポット。湖上では遊覧船や足漕ぎボート、水上スキーなどのアクティビティが楽しめる。

§ タマン・アユン寺院

 この寺院には、ヒンドゥー教の破壊神シヴァを祀る11層のメルー(塔)が4基もある。メルーの階層によって祀られる神が異なり、存続神ヴィシュヌや、創造神ブラフマを祀ったメルーもあった。入り口の割門や中庭の塔門も見事な造り。タマン・アユンは「美しい庭園」という意味で、寺院内の庭園は本当に美しい。17世紀のメングウィ王国の王様が建立し、バリでは2番目に大きい。メングウィの王様は領民に愛され、寺院を手厚く保護したそうだ。(ガイド談)

§ ウブド

 ウブドは芸術村として知られる村で、田園と森に囲まれたバリ芸術の中心地。メイン・ストリートのモンキー・フォレスト・ジャランには、たくさんの土産物屋が軒を並べていた。街を少し離れた所には小さな工房やギャラリーが点在している。バリの絵画に興味がある人は是非ウブドに滞在して、いろいろなギャラリーを巡ろう。

§ モンキー・フォレスト

 ウブドの目抜き通り、モンキー・フォレスト・ジャランの突き当たりにモンキー・フォレストという自然保護区があり、約200匹の猿が保護されている。小猿もたくさんいて、親子で昼寝をしていたり、毛づくろいをする様を間近で見ることができた。ガイドさんによると、ここの猿はバリでも一番おとなしいそうだ。入り口ではエサのバナナが売られていてる。
タマン・アユン寺院 タマン・アユン寺院
タマン・アユン寺院(割門) タマン・アユン寺院(塔門)
タマン・アユン寺院 モンキー・フォレスト
タマン・アユン寺院(メルー) モンキー・フォレスト

≪ショッピング≫

§ Evita

 ウブドの中心から車で10分ほどの所にあるこのギャラリーには、数百点のバリ絵画が展示されていて、実際に画家が絵を描いているところも見学できる。アクリル絵の具を用いて描く絵画は、ひとつ完成させるのに何週間もかかるそうだ。バリの絵画には「カマサン」「ウブド」「バトゥアン」「プンゴセカン」の4つのスタイルがあると説明してくれた。
 このギャラシーでは、祖父への土産にプンゴセカン・スタイルの「文鳥の絵」を買った。初めの値段は200ドルで、最終的に50ドルまで値引きしてくれた。(友達値段だそうだ) 日本の花鳥風月に影響を受けたとされるプンゴセカン・スタイル、日本人のオレにはやはり惹かれるものがある。

§ Singapadu Gallery

 ウブドの中心から車で10分ほどの所にあるアクセサリー店。シルバーをはじめ、ゴールドや宝石類がショーケースにズラリと並んでいた。値札を見るとそれほど安いとは思わないが、交渉しているうちに4分の1ぐらいの値段になる。バリには初めの値段や友達値段など、いろいろな値段があるのだ。

§ スーパー・ノヴァ

 クタの中心にあるスーパーマーケットで、家電、日用雑貨、食料品、衣料品など品揃えは豊富。30分ほど店内をブラブラして、バリコーヒー、お香、お菓子類、ミーゴレンやナシゴレンの素などを買った。もしバリのコーヒーが気に入ったら、たくさん買って帰ろう。フィルター要らずで入れるのが簡単。サンリオやディズニーのキャラクターをパクッたお菓子がたくさんあって結構笑える。ドラえもんやドラゴンボールのバリ語バージョン・コミックも並んでいた。

§ ングラ・ライ国際空港

 空港内には土産物屋や免税店がたくさんあり、搭乗までの時間はお買い物タイム。空港内の店を一廻りして、椰子のティーカップ、香辛料、ガルーダバロンの木彫り面、バリタバコ、バリワインなどを買った。レートはよくないが円でも買える。
ングラ・ライ国際空港  ングラ・ライ国際空港はバリ島で唯一の空港。土産物屋がたくさんあるので搭乗待ち時間に見て廻ろう。レートは悪いが円でも買える。
ングラ・ライ国際空港 no text

≪帰途≫

 バリ島観光は夕刻に終わり、ングラ・ライ国際空港には夜6時頃に到着。カウンターでチェックインを済ませ、出国税5万ルピアを払い、出国審査もすんなりパス。空港内で買い物などをした後、ガルーダ・インドネシア航空にてデンパサールを発ち、先ずはスカルノ・ハッタ国際空港へ。ロビーで1時間ほど待ってから再搭乗してジャカルタを発ち、成田空港には翌朝8時頃に帰着。ガルーダ・インドネシア航空の機内食は美味しいよ。
 ※2002年2月21日より大人子どもに関わらず、出国税は1人10万ルピアに値上がりしたらしい。

≪後記≫

 ミンピ・ダイブセンターのアリさん、ダニエルさん、お世話になりました。ムンジャンガンの海はとてもきれいなので、陸の方も、もう少しきれいになるといいですね。ミンピ・リゾートのプライベート・スパとバレ・ブンゴンは最高。外国で温泉に入ったのは初めてかも? この次にバリを訪れることがあったら、是非ウブドに滞在してみたい。
 o(*^▽^*)o みなさん、お世話になりました!