基礎情報
地理的にはメラネシアに属しているフィジー諸島は、約330の島々で構成され、およそ3分の2は無人島。島々の総面積は四国よりやや大きい程度で、島の多くは火山活動又は珊瑚礁の隆起によりできたもの。今回の滞在地であるマナ島は、フィジー本島ともいえるビチレブ島からアクセスしやすいママヌザ諸島に属するリゾート・アイランド。
フィジーの正式国名はフィジー諸島共和国(Republic of the Fiji Islands)。1987年にイギリス連邦から離脱したが、1997年に再加盟した。国旗には南太平洋を表す青に、セントジョージの十字を象徴する紋章、イギリス連邦を表すユニオン・ジャックが描かれている。首都はビチレブ島のスバ、人口約89万人、その約5割がフィジー系、約4割がインド系。通貨単位はフィジー・ドル(FJD)。パスポートの残存期間は入国時3ヶ月+滞在日数以上で、4ヶ月以内の滞在はビザ不要。電圧は120/240V、周波数は50Hz。
出発
エア・パシフィック航空
エア・パシフィック航空の夜便にて成田を発ち、ナンディ国際空港には翌朝7時頃に到着。フライト時間は約8時間、入国審査の後、空港の両替所で円をフィジー・ドルに替えた。空港出口で待機していた現地スタッフに従い、徒歩で国内線ターミナルへ移動、「マナ島行き」エア・フィジーの搭乗を待つ。
エア・フィジー
エア・フィジーは10人乗りのセスナ機、搭乗待ち時間は約2時間。セスナは定刻より30分ほど遅れてナンディを発ち、約15分でマナ島に到着。マナ島の滑走路は砂利だった。滑走路の傍でスタンバイしていた青いトラクター「マナ・リムジン」の荷台に乗り、5分ほどでホテルのレセプションに到着。
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| エア・フィジー | マナ・リムジン |
宿泊
マナ・アイランド・リゾート
滞在したホテルは、フィジーの離島で最大規模を誇るマナ・アイランド・リゾート。レセプション前にトラクターが到着すると、ウェルカム・ソングでスタッフが出迎えてくれる。プライベート・ビーチ、プール、レストラン、バー、テニスコート、ゲームルーム、ブティック、クリニックなどを完備している。
ビーチではパラセイリングやウェイクボードなどのマリン・アクティビティが体験でき、スノーケリング・セット、カヌー、ホビーキャットなどは無料で貸出している。フィッシングやリゾート・クルーズなども用意されているので、フィジーの海が存分に堪能できること間違いない。
客室はブレと呼ばれるコテージ(一部ホテルタイプ)で、ハネムーン、エグゼクティブ、デラックス、トロピカルの4クラスがある。トロピカル以外は全てオーシャン・ビュー。利用した部屋はデラックス・クラスのブレで、キングサイズのベッドが2つ、エアコン、冷蔵庫、バスタブ、ドライヤー有り、テレビはない。天井は高く、間取りも広くて、快適に過ごせた。バスルームのアメニティにも不足はない。夕方頃、スタッフが虫除けスプレーを持って来てくれる。
リゾートのスタッフはとても気さくで、目が合うと必ず「ブラー」と挨拶してくれる。笑顔がとてもカワイイ。女性も男性も、民族衣装風のユニフォームを着ていた。セルさんという、完璧な日本語を話すスタッフがいるので言葉の心配は不要。
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| ゲストルーム(デラックス・クラス) | スイミング・プール |
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リゾートには3つのビーチがある。マリン・スポーツならサウス・ビーチ、夕陽を見るならサンセット・ビーチ、読書をしたり静かに過ごすならノース・ビーチ。マナは自分の好みでビーチを選べる贅沢なリゾート。 |
| ノース・ビーチ | |
食事
ママヌザ・レストラン
滞在中は主にこのレストランで食事をした。朝食はビュッフェ・スタイルで、オムレツなど卵料理はその場でオーダーできる。卵を焼いているのは、アピさんの奥さんらしい。夕食は宿泊客数により、ビュッフェまたはコースメニューとなる。ビュッフェは「ロボ料理」というフィジー料理が中心で、タロ芋がとても旨かった。「ロボ」とは地中に掘った穴の意味で、その中に熱く焼いた石を入れ、上にバナナの葉で包んだタロ芋、豚肉、魚介類などを置いて蒸し焼きにする。ロボと言っても、特にロボットが料理をする訳ではない。
サウス・ビーチ・レストラン
ダイビングの合間のランチタイムは主にここで過ごした。ハム&チーズのサンドウィッチがとっても美味しい。美しいビーチを眺めながら、贅沢な午後のリラックスタイムを過ごせる。ディナータイムは一流シェフによる西洋料理のコースメニュー。
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デッキのテーブルで食事をしていると、かわいい猫たちが足元にエサをねだりに来る。ディナータイムは生バンドが各テーブルを廻ってくる。 |
| サウス・ビーチ・レストラン | |
ラウンジ・バー
夕方の5時〜6時の1時間はビールなどが半額になる「ハッピー・アワー」。オレ達は夕方になると毎日このバーに出かけて行き、フィジーの地ビール「フィジービター」を飲んだ。夕刻になると、裸に腰ミノ姿の男性が手に松明を持ってリゾート内に火を灯して歩く。「燈火の儀式」と言ったところか?
メケ・ショー
夕食後はラウンジでお酒を飲みながら「メケ・ショー」を観た。「メケ」はフィジーの伝統的な歌と踊りのこと。女性は日常の喜怒哀楽を踊りで表現し、男性は勇ましい戦士の踊り。みんな素晴らしい歌声だった。フィジーに来たら必見。
カヴァの儀式
メケ・ショーの次は「カヴァの儀式」。「カヴァ」はコショウ科の木の根を乾燥させ、砕いて粉にした物を布に入れ、水で絞り出した飲み物。フィジーでは儀式や接客の時に必ずこのカヴァを飲むそうだ。「ブラー」と言ってから一気に飲み干すのがしきたり。見た目は泥水で味は苦く、舌がピリピリする。( ̄ρ ̄)うっ
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| メケ・ショー | カヴァの儀式 |
ダイビング
アクアトレック・マナ
フィジーの海を案内してくれたのは、リゾート内にあるダイビング・サービスのアクアトレック・マナ。日本人のスタッフもいて、ブリーフィングは日本語でやってくれる。ガイドはタンク3本を軽々と担いで歩く、たくましいフィジアン達。通常、午前8時半出発と午後1時半出発の1日2回のダイブ・トリップ。ダイブセンター前のビーチからボートに乗り、ダイブ・ポイントまでは10〜20分ほど。
ゴッサムシティ
フィジー最初のポイント【ゴッサム・シティ】ではツバメウオの群れが歓迎してくれた。ツバメウオの英名がバットフィッシュなので、ゴッサム・シティと名付けられたそうだ。ヨスジフエダイもたくさん群れている。【ノース・スーパーマーケット】ではマンタに遭遇、予想外の大物出現に大興奮。優雅に泳ぐその姿を間近で見れて、とてもラッキーだった。
シャーク・エンカウンター
【スーパーマーケット】では、名物ガイドのアピさん(身長2メートルの巨体)によるシャーク・エンカウンターを観た。アピさんが潜ると、次々にサメが集まってくる。なんとアピさんは素手でサメに餌を与え、背ビレにつかまり一緒に泳いでいた。恐るべしアピさん。シャーク・エンカウンターは週2回行われ、1回に25人までしか参加できない。その数をコントロールしているのがアクアトレック。
マナパス
アウターリーフのポイント【マナパス】には、直径4メートルを超えるコモンシコロ・サンゴがあった。単体でこれほど巨大なものは世界でも珍しいとか。間近で見るとその存在感は圧倒的。チョウチョウウオの種類も多い。この日は1ヶ月もマナ島に滞在しているオーストラリア人の老医師夫婦と一緒にダイブ、ロングステイとは羨ましいかぎり。
フィジーの海は、どのポイントも透明度がよくサンゴの色も鮮やか、クマノミ、ハタタテダイ、ウメイロモドキなども多く見られる。流れのあるポイントも少なく、スタッフのケアも万全なので、初心者や年配のダイバーでも安心してダイビングを楽しめそう。
【カメラ/写ルンです+潜ルンです】
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| シャーク・エンカウンター | アクアトレック・マナ |
※アクアトレックの名物ガイドだったアピさんは、2000年9月18日の夜10時ごろ、心臓発作のため病院で亡くなりました。17日の夕方ごろ呼吸困難に陥り、ヘリコプターで病院に運ばれたそうですが...とても残念です。享年は50歳、心からご冥福をお祈り致します。
移動
タイガーIV
マナ島での楽しい5日間はアッという間に過ぎ、次の滞在地へ移る日が来た。マナ島の長い桟橋からカタマラン・クルーザーのタイガーIVに乗船し、ビチレブ島(正確にはビチレブと陸続きのデナラウ島)へ向けて出発。途中、ビーチ・コマーなど幾つかのリゾート・アイランドを経由して、約2時間でデナラウ・マリーナに到着。港に待機していたツアースタッフに従い、送迎バスにてホテルに向かった。
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ビチレブ島までは約2時間、途中幾つかのリゾート・アイランドを経由する。船上では生バンドの演奏も楽しめる。 |
| タイガーIV | |
宿泊
シェラトン・フィジー・リゾート
シェラトン・フィジー・リゾートは2階建てのホテル棟が7棟あり、客室は全室オーシャン・ビュー、各棟にはそれぞれ異なるテーマが設けられている。プライベート・ビーチ、プール、レストラン、バー、免税店、土産物屋、コンビニなどが完備され、フィジーでもトップクラスの設備を誇る。ナンディ・タウンへは車で約10分。
ホテル前のビーチは黒砂で、海の水はかなり濁っている。南国らしい風情には少々欠けるかも。マリン・アクティビティもたくさん用意されているようだが、やっている人はほとんどいない。マリン・スポーツ派には、ビーチがきれいな離島のリゾートをお勧めする。宿泊客はビーチよりもプールの方に集まっていた。
ルームタイプは、オーシャン・ビュー、オーシャン・フロント、オーシャン・リゾート、スイートの4クラス。利用した部屋はオーシャン・ビュー(ツイン)で、冷蔵庫、ミニバー、テレビ、エアコン、ドライヤー有り、バスルームのアメニティは充実している。そんなに広くはないけれど、家具や壁が白で統一されていて、爽やかな感じだった。夕方、猫がベランダに遊びに来たので、土産に買ったツナのジャーキーをあげた。
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花と緑に囲まれた高級リゾートのシェラトン・フィジー。客室は全室オーシャン・ビュー。でも海はあまりきれいじゃないので、マリン・アクティビティは期待しないほうがいいかも。 |
| シェラトン・フィジー・リゾート | |
食事
ポーツ・オブ・コール
リゾート内の最高級レストランで、一応正装が義務づけられているが、リゾートなのでネクタイはなくてもOK。店内は豪華客船を思わせるムードある内装。食前酒のワインから始まるフルコースの料理を堪能、メインディッシュは魚料理だった。こういう店はちょっと緊張するけど、たまにはいいかな。
大黒レストラン
ナンディ・タウンにある日本料理の店。マネージャーは日本人で、スタッフも少し日本語を話す。刺身や寿司を注文し、あっという間に平らげてしまった。マネージャーが「伊勢エビがある」と言うので焼いてもらうことにした。プリプリの身を食べた後は、残りをダシにして味噌汁を作ってもらった。久しぶりの日本食は本当に旨かった。フィジーで日本食を食べるなら絶対オススメ。食事の後はホテルまで車で送ってくれた。
ショッピング
シェラトン・フィジー・リゾート
リゾート内のショッピング・アーケードには、木工の民芸品店や、ブランド品を扱う免税店などがあった。シェラトン・ホテルのオリジナルグッズもある。免税店で香水などを買った。
ナンディ・タウン
ナンディー・タウンには民芸品や特産品を扱う土産物屋がたくさんある。数軒の店を廻って、木彫りの像、ココナッツ石鹸、ツナのジャーキー、カニバルフォーク、タパクロスなどを買った。店員はインド系の人が多くて、とても(過剰なぐらい)商売熱心だった。日本語も完璧。ゆっくり見て廻りたい人には、少々ウザイかも。ちなみに、フィジーの人口の4割以上がインド系だそうだ。
街の外れにローカル・マーケットがあり、野菜、フルーツ、魚などが売られていた。市場の中をブラブラしていると、お菓子屋さん(インド風砂糖菓子)を発見、さっそく買ってみた。すごく甘くて旨い、値段も激安。
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| メイン・ストリート(ナンディ・タウン) | マーケット(ナンディ・タウン) |
帰途
お昼前にホテルをチェックアウトして、送迎バスでナンディ国際空港へ。空港の免税店で土産物を物色した後、両替所で余ったフィジー・ドルを円に替えた。空港免税店のインド系店員も、やっぱり商売熱心だった。1時間ほどで搭乗時間となり、エア・パシフィック航空にてナンディ国際空港を発ち、成田空港には夜8時頃に帰着。
後記
アクアトレックのアピさん、クキさん、ソニーさん、ユウジさん、おかげで最高のダイビングが楽しめました。フィジーのサンゴは色鮮やかで本当にきれい、ダイブ・ポイントも近いのがうれしい。マナ・アイランド・リゾートは日本語を話すスタッフもいて、ベビーシッターのサービス(有料)もあり、年配の方も子供連れの方も安心して滞在できるリゾート。
o(*^▽^*)o みなさん、お世話になりました!















